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  • This chimpanzee stumbles across a windfall of overripe plums.

    このチンパンジーは、熟れすぎて落ちてしまったすももを偶然見つけています。

  • Many of them have split open, drawing him to their intoxicating fruity odor.

    すももの多くは割れてしまっており、夢のような、フルーティーな香りでチンパンジーを誘います。

  • He gorges himself and begins to experience somestrange effects.

    チンパンジーは、すももをガツガツと貪ります。そして何だか…変な効果を感じ始めます。

  • This unwitting ape has stumbled on a process that humans will eventually harness to create beer, wine, and other alcoholic drinks.

    このチンパンジーは図らずも、人間がビールやワイン、その他アルコール飲料を作るうえで活用することとなる、あるプロセスを偶然見出したのです。

  • The sugars in overripe fruit attract microscopic organisms known as yeasts.

    熟しすぎた果物に含まれる糖分により、イーストと呼ばれる微生物が引きつけられます。

  • As the yeasts feed on the fruit sugars, they produce a compound called ethanolthe type of alcohol in alcoholic beverages.

    イーストが果糖を消費する過程で、エタノールと呼ばれる化合物が生成されます。このエタノールは、アルコール飲料に含まれるアルコールの一種です。

  • This process is called fermentation.

    このプロセスは、発酵と呼ばれます。

  • Nobody knows exactly when humans began to create fermented beverages.

    人間が正確にいつ、発酵飲料を作り始めたのかは、分かっていません。

  • The earliest known evidence comes from 7,000 BCE in China, where residue in clay pots has revealed that people were making an alcoholic beverage from fermented rice, millet, grapes, and honey.

    最も古い証拠は、起源前 7000 年の中国に遡ります。土器に付着した残留物から、人々が発酵米、キビ、ブドウ、ハチミツを使ってアルコール飲料を作っていたことが分かっています。

  • Within a few thousand years, cultures all over the world were fermenting their own drinks.

    それから数千年以内には、世界中の文化において、発酵飲料が作られていました。

  • Ancient Mesopotamians and Egyptians made beer throughout the year from stored cereal grains.

    古代メソポタミア人やエジプト人は、年中、保存された穀物からビールを作っていました。

  • This beer was available to all social classes, and workers even received it in their daily rations.

    このビールは、全社会階級の人々が入手でき、労働者らでさえ、1 日あたりの配給量を受け取っていました。

  • They also made wine, but because the climate wasn't ideal for growing grapes, it was a rare and expensive delicacy.

    ワインも作られていましたが、気候がブドウの栽培に適していなかったため、希少で高価な珍味でした。

  • By contrast, in Greece and Rome, - where grapes grew more easily - wine was as readily available as beer was in Egypt and Mesopotamia.

    反対に、ギリシャやローマなど、ブドウをより栽培しやすかった地においては、エジプトやメソポタミアでビールを入手しやすかったように、ワインを手に入れることができました。

  • Because yeasts will ferment basically any plant sugars, ancient peoples made alcohol from whatever crops and plants grew where they lived.

    イーストは、基本的にどんな植物の糖分をも発酵させます。そのため古代の人々は、居住地に生えているどんな穀物や植物も使って、アルコール飲料を作りました。

  • In South America, people made chicha from grains, sometimes adding hallucinogenic herbs.

    南米では、穀物からチチャを作り、時には幻覚作用のあるハーブも混ぜられました。

  • In what's now Mexico, pulque, made from cactus sap, was the drink of choice, while East Africans made banana and palm beer.

    現在のメキシコでは、サボテンの樹液から作られたプルケが一般に好んで飲まれ、東アフリカでは、バナナや椰子のビールが作られました。

  • And in the area that's now Japan, people made sake from rice.

    現在の日本のエリアでは、米から酒が作られました。

  • Almost every region of the globe had its own fermented drinks.

    地球上のほぼ全域で、それぞれの発酵飲料があったのです。

  • As alcohol consumption became part of everyday life, some authorities latched onto effects they perceived as positive.

    アルコールが日常的に消費されるようになるにつれ、権力ある人たちにより、良い効能が理解されるようになりました。

  • Greek physicians considered wine to be good for health, and poets testified to its creative qualities.

    ギリシャの医者らは、ワインが健康に良いと考え、詩人らは、ワインの創造性を証言しました。

  • Others were more concerned about alcohol's potential for abuse.

    中には、アルコール中毒の可能性を懸念する人もいました。

  • Greek philosophers promoted temperance.

    ギリシャの哲学者らは、禁酒を促しました。

  • Early Jewish and Christian writers in Europe integrated wine into rituals but considered excessive intoxication a sin.

    ヨーロッパにおける、初期のユダヤ教およびキリスト教系の著者たちは、ワインを儀式に取り入れましたが、過度に酔った状態は罪であると考えました。

  • And in the Middle East, Africa, and Spain, an Islamic rule against praying while drunk gradually solidified into a general ban on alcohol.

    中東、アフリカ、スペインでは、酔った状態で祈りを捧げることを禁止したイスラム教の教えにより、アルコールは全面的に禁じられました。

  • Ancient fermented beverages had relatively low alcohol content.

    古代の発酵飲料に含まれるアルコール度は、比較的低いものでした。

  • At about 13% alcohol, the by-products wild yeasts generate during fermentation become toxic and kill them.

    アルコール度数約 13% で、天然酵母が発酵中に生成する副生物は有毒化し、酵母を殺してしまうのです。

  • When the yeasts die, fermentation stops, and the alcohol content levels off.

    酵母が死ぬと、発酵は止まり、アルコール度数は安定します。

  • So for thousands of years, alcohol content was limited.

    そのため、何千年にもわたり、アルコール度数には上限があったのです。

  • That changed with the invention of a process called distillation.

    これは、蒸留というプロセスの発明により、変わりました。

  • 9th century Arabic writings describe boiling fermented liquids to vaporize the alcohol in them.

    9 世紀のアラブの書物には、発酵された液体を煮沸し、アルコール成分を蒸発させる記述が残されています。

  • Alcohol boils at a lower temperature than water, so it vaporizes first.

    アルコールは水よりも低い温度で沸点に達するため、先に蒸発するのです。

  • Capture this vapor, cool it down, and what's left is liquid alcohol much more concentrated than any fermented beverage.

    この蒸気を保存して冷ますと、どんな発酵飲料よりも濃度の高い、液体アルコールが残ります。

  • At first, these stronger spirits were used for medicinal purposes.

    当初、こういった強いスピリッツは、医薬用として使われました。

  • Then, spirits became an important trade commodity because, unlike beer and wine, they didn't spoil.

    それから、貿易における重要な品目となったのです。なぜなら、ビールやワインとは異なり、蒸留酒は腐らなかったからです。

  • Rum made from sugar harvested in European colonies in the Caribbean became a staple for sailors and was traded to North America.

    カリブ海地域における、ヨーロッパの植民地で収穫された砂糖から作られたラムは、船乗りたちにとって必需品となり、北米向けに取引されました。

  • Europeans brought brandy and gin to Africa and traded it for enslaved people, land, and goods like palm oil and rubber.

    ヨーロッパ人は、ブランデーやジンをアフリカにもたらし、奴隷や土地、そしてパームオイルやゴムなどの物品と交換しました。

  • Spirits became a form of money in these regions.

    こういった地域では、蒸留酒は一種の金銭となったのです。

  • During the Age of Exploration, spirits played a crucial role in long distance sea voyages.

    大航海時代には、蒸留酒は長距離航海において、重要な役割を果たしました。

  • Sailing from Europe to East Asia and the Americas could take months, and keeping water fresh for the crews was a challenge.

    ヨーロッパから東アジアやアメリカへ航海するのには、何ヶ月もかかることもあったため、船員のために水を新鮮に保つのは困難でした。

  • Adding a bucket of brandy to a water barrel kept water fresh longer because alcohol is a preservative that kills harmful microbes.

    アルコールは、有害な細菌を殺す防腐剤であるため、バケツ一杯のブランデーを水の入った樽に加えることで、水の鮮度をより長く保つことができたのです。

  • So by the 1600s, alcohol had gone from simply giving animals a buzz to fueling global trade and exploration, along with all their consequences.

    1600 年代までには、アルコールは単に動物をほろ酔い気分にさせるだけのものから、世界貿易や探索を支える燃料となったのです。それには、様々な結果も伴いました。

  • As time went on, its role in human society would only get more complicated. Tracing the history of our industry and agriculture gives us a fascinating look at what we value as a species and how we've ended up where we are today. Check out these two lessons for a superspecific and eye-opening look at why we are like this.

    時が経つにつれ、人間社会においてアルコールが持つ役割は、複雑化するばかりでした。産業や農業の歴史をたどってみると、私たちが人間という種として何に価値を置き、どうやって今日の姿に至ったのか、興味深く観察することができます。これら2つのレッスンから、私たちがどうして現在のような状態にあるのか、上種に注目した驚くべき視点を学んでみてください。

This chimpanzee stumbles across a windfall of overripe plums.

このチンパンジーは、熟れすぎて落ちてしまったすももを偶然見つけています。

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B2 中上級 日本語 TED-Ed アルコール 発酵 飲料 ワイン 蒸留

[英語で聞いてみよう] アルコールの歴史 (A brief history of alcohol - Rod Phillips)

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    詹士緯 に公開 2020 年 02 月 15 日
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