字幕表 動画を再生する 字幕スクリプトをプリント 翻訳字幕をプリント 英語字幕をプリント We all want peace of mind, but often fail to achieve it. 誰もが心の平安を望んでいますが、たいていはそうはなりません。 We worry about our workload, if money will last until payday, what our friends, colleagues and even strangers think of us. どれだけ仕事があるか、給料日までお金がもつだろうか、友人、同僚、赤の他人にさえどう思われているかと気になってしまうのです。 Our minds endlessly circle around everything that could possibly go wrong. 私達は、うまくいかないかもしれないことについて、いちいち際限なく思いを巡らしてしまいます。 Even when we achieve something, or solve a problem, we just start to worry about the next thing. 何かをやり遂げたり、問題が解決した時でさえ、次にやって来ることについてもう気を揉み始めます。 Problems are real: we can lose our job, illness can strike, relationships fall apart. 問題が現実となれば、:仕事を失い、病気に見舞われ、縁が切れてしまうこともあるでしょう。 It feels like our worries will never change and we're all alone. 心配事は決して好転するわけがないと感じられ、孤独です。 We tend to blindly follow this way of thinking, even if it's unhelpful and makes us miserable. たとえそれが役に立たず、自分をみじめにしてしまうとしても、私達は何ひとつ疑わずにこのような考え方をしがちです。 But ultimately, tranquility and anxiety, both come from our own minds. けれども結局のところ、平静も不安もどちらともが自らの心に起因しているのです。 To overcome anxiety, we need to build up good habits based on a realistic and much more farsighted outlook. 不安に打ち克つには、現実的で、かつ、これまでにないほどの洞察力のある物の見方に基づいた良き習慣を築く必要があります。 Simply put, if we want peace of mind, we need to think differently. つまり:心の平安を望むならば、異なった考え方をしなくてはならないのです。 "Guard your mind", the Buddha advised. 「あなたの心を見張りなさい」とブッダは忠告しました。 We shouldn't believe everything we think, but take responsibility for ourselves, and actively deal with our problems. 自らの考えはどれもこれも正しいと思うことなく、自分自身に責任を負い、問題に前向きに取り組むのです。 Just as we've all got the ability to learn new skills or languages, we can also train our minds to cultivate happiness and peace through meditation. 誰でもが新たなスキルや言語を身につけられるようになったのとまったく同じ様に、瞑想によって幸せで穏やかになるよう、自らの心を鍛えることができます。 If we spend a moment every morning to set ourselves up for the day ahead, guarding our minds becomes second nature, something that naturally arises whenever we're frustrated or low. 今後のために、毎朝、気分をよくするためにちょっと時間をとったなら、自分の心を見張ることが自然にできるようになっていきます:いら立ったり落ち込んでいる時には必ずひとりでにそうなるといった具合です。 To start your meditation, take three deep breaths. 瞑想を始めるにあたり、三回深い呼吸をします。 Imagine your anxieties as a black balloon: all the fears, hopes, disappointments and jealousy. 不安が黒い風船だと想像します:あらゆる恐れや期待、失望、嫉妬が入っています。 We can burst this balloon by thinking more realistically and using compassion as a tool. より現実的に考え、思いやりの心を発揮するという道具によって、この風船を割ることができます。 Consider the following facts for a few minutes. 数分間次のことを考えてみて下さい: 1. Interdependence. 1. 相互依存。 It's not all about "me". 要するに「私」がすべてではないのです Everything arises from countless causes and conditions. :どんなことも、数えきれないほどの原因や条件から生じています。 We can't blame just one person or situation for our unhappiness, not even ourselves. 不幸について、単にひとりの人やひとつの状況のせいにすることはできないのです。自分自身のことでさえもです。 2. Impermanence. 2. 無常 Sooner or later, everything has to change. いずれは、あらゆることが変化していきます。 Life goes up and down, and we will never be able to control everything. 人生は上がったり下がったりするもので、すべてをコントロールすることはできません。 3. Compassion. 3. 思いやりの心。 We are not alone: every other human on earth has problems, too. 地球上のすべての人間が問題を抱えているのです。 Realising these truths destroys this balloon of anxiety. Imagine a bright light taking its place and rest a little in this peaceful feeling. これらの真実に気づくことで、この不安の風船は破壊されます。その代わりに明るい光を想像して、この平和な感覚の中で少し休んでみてください。 This short meditation helps turn our mind from self-centered thinking towards a more compassionate view. この短い瞑想は、私たちの心を自己中心的な考えから、より思いやりのある見方へと向ける助けとなります。 Caring for other people, however, is scientifically proven to reduce anxiety. 他人を気遣うことは、不安を軽減することが科学的に証明されています。 We all feel the natural urge to change the people and the world around us, but the key lies within our own hands. 周りの人や世界を変えたいという気持ちは誰にでもあると思いますが、その鍵は自分の手の中にあります。 It's when we change ourselves that we find true peace of mind. 自分を変えることで、本当の安心を得ることができます。
B1 中級 日本語 米 平安 自ら 不安 風船 瞑想 思いやり 安心感を得る方法 53849 2296 Angel Hsu に公開 2021 年 01 月 14 日 シェア シェア 保存 報告 動画の中の単語