字幕表 動画を再生する 審査済み この字幕は審査済みです 字幕スクリプトをプリント 翻訳字幕をプリント 英語字幕をプリント This is a California roll, and it was probably invented in Japan. これはカリフォルニアロールですね、多分日本で考案されたんでしょう。 Wrong. 違いまーす。 Oh, California? じゃあ、カリフォルニアで? Nope, it was invented in Canada. ブー、実はカナダで考案されたんです。 Oh. あら。 This is Chef Tojo. 板前の東条さんです。 Hi, I'm sushi chef Tojo. こんにちは、寿司職人の東条です。 He helped make sushi one of the most popular foods in the U.S. and Canada. 彼がアメリカとカナダで最も人気の食べ物である寿司を開発したんです。 But to understand this, we have to take a look back. でも、この事を理解するには、昔のことを見てみる必要があります。 It was 1971, and sushi wasn't popular. 翻って1971年、寿司は人気がありませんでした。 When it came to Japanese food, people only liked a couple things. 日本食に関しては、人々はほんの数種類にしか興味がありませんでした。 Just people eating tempura... and also teriyaki. みんな天ぷらと…照り焼きぐらいしか食べなかったですね。 Turns out, North Americans, they did not like seaweed. 北米の人は海苔が好きでは無いことも分かりました。 No, no, no way. いやいや、本当に全くダメでしたね。 "Look terrible," they said. Some people, "Yuck!" you know. 「見た目がヒドイ」とか言われましたし、中にはこう、「オエッ!」みたいな感じで。 So Tojo did something crazy. そこで、東条さんは思い切った手段に出ます。 He wrapped the rice on the outside of the seaweed. お米を海苔の外側に巻いたんです。 To hide it. そうすれば海苔が隠れますから。 In Japan, people they...bashing me. 日本では、思いっきりバッシングされました。 "Oh, this is a wrong idea, wrong idea." 「そんなの邪道だ、間違ってる」って。 But...people like it. でも…こっちでは皆喜んで食べてくれたんです。 And Chef Tojo, he did not stop there. しかも、東条シェフはそれでおしまいにはしませんでした。 Okay, everybody eats cucumber, avocado and cooked crab. まあ、皆キュウリとアボカド、火を通したカニは食べれるんです。 Just I changed its preparation. Just roll. ですから、私は提供の仕方を変えて、巻き物にして出すようにしたんですね。 So he rolled these preferred ingredients into one. こうして、これらの人気食材を一つにまとめて巻き物にしたのです。 Beautiful. すごい。 Amazing. さすが。 Cuisine-changing roll. 日本食の常識を打ち破る一品。 I didn't call it a California roll. We called it an inside-out roll. 私がカリフォルニアロールと名付けたわけでは無くて、最初は裏返しロールと呼んでいたんです。 Word is, it got the name California Roll because it was so popular with people who came to his restaurant from L.A. カリフォルニアロールという名前は、あまりの人気にお客さんがLAにある彼のレストランにわざわざ足を運んだことから定着したということです。 And the roll made people think differently about sushi. そしてこの巻き物は、人々に新しい寿司の概念を植え付けることに成功したのです。 It was some sort of gateway roll. ある種の入り口として機能したわけです。 People starting with California roll, "Oh, this is very good!" Then, smoked salmon and tuna. Step by step, they love it. 皆さんカリフォルニアロールを最初にトライしてみて、「あ、これ結構おいしい!」となって、その後にスモークサーモンやツナを食べるようになり、少しずつ楽しむようになっていったんです。 Chef Tojo's beginner roll was such a success. 東条シェフのビギナー向け巻き物は大成功を収めました。 Japan's Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries appointed him as the nation's Goodwill Ambassador for Japanese cuisine. 日本の農林水産省は、彼を日本を代表した日本食の親善大使に任命したほどでしたから。 And now, sushi is everywhere. こうして今では寿司はあちこちで見かけることができます。 Stickers on your notebook. ノートに貼るステッカーとか USB drives. USBドライブもありますし Play-Doh molds. 粘土にもなっています。 Wooden toy sets everywhere. 木のおもちゃもよく見かけますよね。 Maybe not all thanks to Chef Tojo. これらの全てに東条シェフが影響を与えたわけではないですが、 But definitely partly. 少なからず関係はしているでしょう。
B2 中上級 日本語 米 GreatBigStory 日本 寿司 ロール カリフォルニア 海苔 【動画で世界のグルメ】「カリフォルニアロール」の出身は実はカナダだった!? 14100 525 Julia Kuo に公開 2019 年 04 月 13 日 シェア シェア 保存 報告 動画の中の単語