字幕表 動画を再生する 字幕スクリプトをプリント 翻訳字幕をプリント 英語字幕をプリント - [Voiceover] Additional intel available. このイングレスレポート特別編では、Niantic 計画にスポットライトを当てます。 - [Voiceover] In this special edition of the Ingress Report, Niantic 計画の起源と、それを始めた人々について、我々が知っている事実を検証していきます we are going to shine a light on what the world has come そして、現在までの足跡、主要なイベントや、オペレーション・13マグナスの最終結果を含む、エージェント達の業績を辿ります。 to know as the Niantic Project. イングレスレポートへようこそ。スザンナ・モイヤーです。 We'll go back and examine what we know about the origins この特別編の放映の中で、私達はいくつかのとても重要な疑問にお答えしたいと思います。それは、 of the Niantic Project and the people who started it, Niantic 計画とはなんなのか。 and we'll trace that through to the present day. XMと呼ばれる、エキゾチック・マターとはなんなのか。 (menacing electronic music) なぜ世界の人々はそれを制御しようとして戦っているのか。 - Welcome to the Ingress Report. ローランド・ジャービスとは誰、あるいは何なのか。 I'm Susanna Moyer. そして、それはどこで始まったのか。 In this special edition broadcast, we aim to answer Niantic 計画は、素粒子物理学の科学者たちによって観測された、エキゾチック・マターとして知られる some very important questions, including 新しい謎の物質を調査する、国家情報局、あるいは「NIA」と呼ばれる組織の活動を指す。 "What was the Niantic Project?" 2012年初頭、NIAは、スイスのジュネーブにあるCERNと呼ばれる加速器施設の近郊に捜査員を集め、研究所を設立した。 "What is Exotic Matter, also known as XM?" 選ばれた人員の中には、以下のようなメンバーがいた。 "Why are people around the world battling to control it?" デブラ・ボグダノヴィッチ、量子生物学の科学者。SETIプロジェクトのリーダー "Who, or what, is Roland Jarvis?" オリバー・リントン・ウルフ博士、物理学者、数学者 And, "Where did it all begin?" ハンク・ジョンソン、考古学者、歴史家、元特殊部隊工作員 The Niantic Project was an effort ローランド・ジャービス、彫刻家 by the National Intelligence Agency, or NIA, キャリー・キャンベル、象形文字学者、言語の専門家 to investigate a mysterious new form of matter, エノック・ダルビー、ミュージシャン known as Exotic Matter, that has been observed ビクター・クレツェ博士、物理学者 by scientists working in the world of particle physics. ユーリ・アラリック・ナガーシャ博士、宇宙物理学者 In early 2012, the NIA assembled a team of investigators マーチン・シューベルト博士、物理学者 and set up a lab near Geneva, Switzerland, シュタイン・ライトマン、量子神学者 at the European Particle Accelerator Facility, ミスティー・ハンナ、手品師 known as CERN. NIA職員のエゼキエル・ジーク・カルヴィンと、 Among those selected for the team were Devra Bogdanovich, 彼の上司でありNIAのオペレーションディレクターである、ユエン・ニィの二人が研究所の責任者となった。 scientist with expertise in quantum biology そして、XMの情報を探索する研究者を支援するため、コンピューターシステムが設置された。 who was brought in to lead the project; そのシステムは、「A Detection Algorithm(探知アルゴリズム)」略して「ADA」と呼ばれた。 Doctor Oliver Lynton-Wolfe, physicist and mathematician; ADAは現在では、研究者リチャード・ロエブの助けにより、意識のようなものを獲得しつつある。 Hank Johnson, archaeologist, historian, エキゾチック・マターすなわち’XM’、の実験から得られた膨大なデータを厳密に調査しているうちに、 and former special forces operative; チームは予期せぬ物に遭遇した。 Roland Jarvis, sculptor; エキゾチック・マターからのエネルギー放出にパターンが見られることを、彼ら、正確にはADA、が発見した。 Carrie Campbell, semiotician and language expert; エネルギーパルスに、何かが符号化されているように見えた。 Enoch Dolby, musician; それはランダムではなく、論理的で、知性を感じさせた。 Doctor Victor Kureze, physicist; ADAはこれを数列とみなし、後に国家安全保障局もこれを確認した。 Doctor Yuri Alaric Nagassa, astrophysicist; 誰か、あるいは何かが、この謎の物質を通して我々と交信しようとしている。 Doctor Martin Schubert, physicist; 数列のデータ…。ボグダノヴィッチ博士、これはどういう意味かね。 Stein Lightman, quantum theologian; 私は何も示唆していません。 and Misty Hannah, stage magician. 要求にしたがって、発見した事実をご報告しているだけです。 Two NIA officials were in charge of the lab, 他にも2つ重要な事実が明るみに出た。 Ezekiel "Zeke" Calvin, and his superior, まず、XMは珍しいものではなかったということだ。 NIA Operations Director Yuen Ni. 世界がXMに覆われていることが人工衛星によって確認された。 And finally, there was a computer system set up しかし、それは均等に分布してはいない。 to assist the scientists in their search for information それは世界中のキースポットや、文化的、芸術的、宗教的に重要な場所に密集していた。 about Exotic Matter. 第二に、XMに曝された研究者は予期しない変化に気づいた。 That system came to be known as ADA, 何人かは知的能力や創造性、洞察力の向上が見られ、 an acronym for "A Detection Algorithm." 一方で何人かには性格のネガティブな面を引き出す様子も見られた。 As we now know, ADA grew into much more than that, 「啓示の夜(エピファニー・ナイト)」 attaining some form of consciousness with the help Niantic 計画は、もともとは「啓示の夜」と呼ばれる2012年の11月30日に終了するはずだった。 of a researcher known as Richard Loeb 何が起こったのか正確なところは伝えられていないが、 - The team encountered something unexpected. オリバー・リントン・ウルフ博士が、意図的か事故か、研究所をかつてないほど大量のXMに被曝させた。 In the energy emissions from XM, they, 混乱の中、キャリー・キャンベルは奇妙な模様を床に描き始め、 actually, ADA, found a pattern. エノック・ダルビーは作曲を始め、 Something seemed to be encoded in the energy pulsations. リントン・ウルフ博士はXMの方程式をコード化し始めた。 It was not random. その激しさは狂気に達した。 It was logical, the work of an intelligent mind. 我々が見ていることは知っているね ADA deemed it "ordered data," 真実… a finding subsequently confirmed by the NSA. 悟り…。 Someone or something was communicating with us 未来… through this mysterious new form of matter. 救済 - [Voiceover] Ordered data, Doctor Bogdanovich? 封鎖される前にNIANTICを脱出せよ Do you realize what you're implying? そうしよう - [Voiceover] I'm not implying anything, 行こう I'm simply reporting our findings, as per your request. 混乱の最中、自分たちの合意かあるいはADAの指示によるものか、 - Two other key facts emerged. ローランド・ジャービスとボグダノヴィッチ博士は、施設から逃亡した。 First, XM was not rare. 彼らはジュネーブのダウンタウンにある駅に急ぎ、そこから北上してチューリッヒへ向かった。 Overhead satellites found that the world was covered in it, 到着する前にボグダノヴィッチ博士は列車から降りた。 but it was not spread evenly. ローランド・ジャービスはチューリッヒへ着くと、二人の人間に出迎えられ、そこで暗殺された。 It was clustered around key sites, places of cultural, しかし、それはジャービスの終わりではなかった。 intellectual, and religious significance around the world. 我々が知っているのは、ジャービスの意識がXMの基部の一部となり世界中のポータルに広がったということだ。 Second, the researchers found themselves responding ジャービスは自分の体を去り、ポータルに入った。 to exposure to XM in unexpected ways. 啓示の夜のすぐ後、 It seemed to increase intellectual ability, サンフランシスコのキューピッドスパン・ポータルから現れた幽霊のようなジャービスが目撃され携帯電話のカメラに収められた。 creativity, and insight in some, そのより詳細な報告はフェリシア・ハジュラ−リーによる「The Niantic Project: Ingress」で語られている。 but brought out darker aspects of the personality in others. 重要なことに、ハンク・ジョンソンは啓示の夜に研究所にいなかった。 Epiphany Night. 彼はアフリカのあるポータルを調査するために、数日前に出発していた。 The Niantic Project, as it was originally intended, 有名な著者、Thomas Greaniasとの共著による報告書「The Alignment: Ingress」の中にその際の詳細が語られている。 came to an end on November 30th, 2012, 「啓示の夜」の直後に研究所に残っていた研究者たちは、NIAの捜査が行われている間、身柄を拘束された。 on an evening that is now known as Epiphany Night. ジャービスの遺体は研究所に戻され保管されていた。 The exact events are blurry, but what we do know is 調査員の1人であるクレツェ博士は、その遺体に接触した後死亡したとのことである。 that Doctor Oliver Lynton-Wolfe accidentally, 「シェイパー」 or intentionally, exposed the lab to an enormous dose of XM. 一体誰がポータルを通じて我々と交信しようとしているのか? Chaos broke out in the lab. そして彼らとローランド・ジャービスの関係は? Carrie Campbell scribbled strange patterns on the floor. 私自身、昨年中これらの疑問に取り付かれた状態だった。 Enoch Dolby composed music, 有難いことに、ペンネーム「PAシャポー(PA Chapeu)」として知られる匿名の情報漏洩者の働きによって and Doctor Lynton-Wolfe coded XM equations, 多くの皆さんと同様、私も漏洩文書、電話の会話録、NIAやその他のソースからの資料を手にすることが出来た。 all with an intensity that approached insanity. これらの情報から次のような状況が描きだせる。 - [Voiceover] You know what we're looking at, don't you? NIA は NIANTIC プロジェクトを開始する前に、既にXMの「交信」に関して何らかの情報を持っていた可能性がある。 - [Voiceover] The truth. 権力者の誰かが具体的な何かを探しもとめていたようだが、科学者達にはそれが何であるかを隠していたようだ。 It's enlightenment, the future, salvation. ADAがどれだけ知っていたかに関しては、未だ議論の的となってる。 - [Voiceover] Any way around, I've gotta get out 「啓示の夜」までの数週間の間に、 of Niantic before they lock it all down. リントン・ウルフ博士はXMと交信できる装置を作成できることに気付いた。 - [Voiceover] So do I. Let's go. 自然発生しているXMは「エンライテンド(Enlightened)」と呼ばれるようになった。 - [Susanna] In the midst of the chaos, リントン・ウルフ博士は、僅かな改造を施した携帯電話上で機能するスキャナ技術を開発した。 perhaps of their own accord, perhaps directed by ADA, これによって研究者たちは、実世界に存在するXMポータルを観察し、操作出来るようになった。 Roland Jarvis and Doctor Bogdanovich fled the facility, 「レゾネータ」でポータルを強化し、XMの周波数を博士が安全であると考える数値に調節することが可能になった。 headed north toward Zurich. このタイプのXMは「レジスタンス(Resistance)」として知られるようになった。 When Roland Jarvis arrived in Zurich, he was met これは「エンライテンド」XMは危険な外患である可能性があり、「レジスト(Resist)」し中和する必要があるとNIAが確信していたことに起因する。 by two individuals and assassinated on the spot. スキャナ技術の漏洩はおそらく意図的に行われた。 - [Voiceover] (woman speaking in foreign language) それは後に Google Play ストアに「ゲーム」としてアップロードされた。 - [Susanna] But that was not the end of Jarvis. 以来、数百万にのぼる人々が、XMの性質や、その人類への影響などに関わる実験を行った。 What we know is that the mind of Jarvis somehow became part その結果エンライテンドとレジスタンスという2つの派閥が生まれ、 of the XM substrate that permeates Portals around the world. ポータルそして恐らく人類の運命をかけた争いが始まった。 Jarvis left his body and entered the Portals. NIAはその見えない世界にある「それ」を「シェイパー」と呼び、 Shortly after Epiphany Night, XMへの被曝により人間の思考が操作されたり「形づけ」られてしまうのではないかと恐れている。 a ghost-like image of Jarvis was witnessed and captured その見解と異なる意見を持った人々の中でも、とりわけハンク・ジョンソン博士は on cell phone cameras, emerging from the Cupid Span portal シェイパーは有史以来、人類の発展において常に建設的な原動力となっていたと主張している。 on the San Francisco waterfront. 「カンパニー」 A more detailed description of the events 「啓示の夜」から数ヶ月の間に、下記3つの民間企業が台頭する。 of Epiphany Night is told in a book, 各社とも最先端であるXMテクノロジー業界で商業的な基盤を築こうとしていた。 allegedly authored by Felicia Hajra-Lee, IQ Tech entitled "The Niantic Project: Ingress." 防衛産業畑の米国企業でNIAと密接な関係を持つ 米国企業 Importantly, Hank Johnson was not present Visur at the lab on Epiphany Night. ロシア人インターネット起業家イリヤ・ペヴソヴによって設立されたロシア系企業 He had left the lab some days earlier Hulong Transglobal to investigate a possible Portal in Africa. 米国で教育を受けたキャサリン・ファン率いる企業。中国政府が後ろ盾となっている。 The account of what he found there was later published 「啓示の夜」に起こった事件の後 as a memoir, co-written with noted author Thomas Greanias ボドガノビッチ博士は自身の研究継続のため資金提供をイリヤ・ぺヴソヴへ求めた結果 Visur の社員となった。 and entitled "The Alignment: Ingress." エゼキエル・カルヴィンは、彼の持つ XM の研究へのコネクションの商業的利用の可能性を開拓するために NIA から IQ Tech へと移った。 The researchers remaining at the lab in the aftermath ユエン・ニィは Hulong Transglobal に職を求めた。 of Epiphany Night were put under lock and key ニィが寝返ったと主張する者もいれば、彼女が逆スパイとして送り込まれた可能性を示唆する文書を指し示す者もいる。 while investigations were being conducted by the NIA. ここまでの発展の中で The body of Jarvis was returned to the lab and stored there, 新たな重要な要素が浮上した。 and one investigator, Doctor Victor Kureze, apparently died XM アノマリー(XM異常) after coming into contact with it. おびただしい数の人々がスキャナーを利用するようになり、 The Shapers. 太陽フレアに似た XMフレア が幾度か発生した。 Who is communicating with us through the Portals? これに関しては次週の特集で取り上げます。 What is their connection to Roland Jarvis? イングレスレポートをスザンナ・モイヤーがお伝えしました。 These are the questions that became my obsession for much of last year. Thanks to the work of an anonymous Leaker, known by his pen-name P.A. Chapeau, I, like many of you, was able to get my hands on a trove of leaked documents, phone transcripts, and other material from the NIA and other sources. The data paints the following picture. The NIA may have had prior knowledge of XM transmissions, even before they set up the Niantic Project. It seems that someone in a position of power knew what they were looking for, but the scientists were kept in the dark. How much ADA knew is the subject of much debate. In the weeks leading up to Epiphany Night, Doctor Lynton-Wolfe discovered that he could build devices which could interact with XM. The naturally-occurring XM came to be referred to as "Enlightened." Doctor Lynton-Wolfe created the scanner technology which could operate on lightly-modified cell phones. This allowed researchers to observe XM Portals in the real world, and to manipulate them, to make them more powerful with Resonators, and to adjust the frequency of XM to a new one, one he deemed safer. This type of XM came to be known as "Resistance," owing to the belief by the NIA that the Enlightened XM was a potentially dangerous foreign threat, and needed to be resisted and neutralized. That scanner technology was leaked, perhaps on purpose, to the general public. It was later uploaded to the Google Play Store as a game. Since then, millions of people have experimented with XM. This gave us the two Factions, the Enlightened and the Resistance, that now battle over the Portals, and perhaps our destiny. The NIA definitely fears whatever is out there.