字幕表 動画を再生する 審査済み この字幕は審査済みです 字幕スクリプトをプリント 翻訳字幕をプリント 英語字幕をプリント Almost all animals with a spine yawn. 脊椎動物は、ほぼみんな、あくびをします。 Penguins do it as a mating ritual, snakes do it to realign their jaws after a meal and guinea pigs do it to display anger. ペンギンは求愛の儀式として、ヘビは食後に(外れた)アゴを直すために、そしてモルモットは怒りを表すためにあくびをするのです。 So, why exactly do humans yawn? And is yawning actually contagious? さて、いったいなぜ、人間はあくびをするのでしょう?また、あくびは本当に伝染するものなのでしょうか? If you haven't already checked out our YAWN-O-METER video, click here, or use the link in the description to see how long you can last before yawning. 僕たちの動画 『YAWN-O-METER(あくびメーター)』 をまだご覧になっていない方は、こちらをクリックするか、下の詳細説明欄にあるリンクからご覧ください。皆さんがあくびをするまで、どれくらいかかるか調べてみましょう。 If you're anything like us, you may have even yawned at the title of this video. 僕たちと同じなら、この動画のタイトルを見ただけでもあくびが出たではず。 The truth is, the first time you yawned was likely as a fetus. 実は、皆さんが初めてあくびをしたのは胎児の頃。 Babies begin to yawn during the second trimester, and though the reason why is still unknown, it may have to do with proper brain development. 赤ん坊は、妊娠第2期 ( 妊娠中期 ) 頃からあくびをし始めます。まだその理由は分かっていないのですが、脳の発達と関係しているようです。 In adults, yawns were commonly thought to draw more oxygen into the lungs making you feel less tired, but new research states that this may not be the case. 大人になると、あくびは肺に多くの酸素を送り込み、疲労を軽減させていると一般的には考えられていました。ですが、新たな研究では、そうではないだろうとされています。 Scientists now believe that yawning has developed as a way of physiologically cooling your brain. 科学者たちが現在考えているのは、生理学的に脳を冷やすためにあくびができた、というものです。 Much like a computer, your brain works best at a certain temperature, and tries to avoid "overheating". コンピューターのように、脳はある特定の温度の時にベストの働きをしており、「オーバーヒート」しないように努めているのです。 And it turns out yawning increases your heart rate, blood flow and the use of muscles in your face which are all essential to cooling the brain. また、あくびは心拍数や血流、顔の筋肉の使用頻度を上げるのですが、これらはすべて、脳を冷やすために必要不可欠なこと。 On top of that, deeply inhaling cold air can alter the temperature of the blood in our head. さらに、冷たい空気を深く吸い込むことで、脳内の血液の温度を変化させることも可能です。 But why is your brain hot in the first place? でも、そもそもなぜ、脳は熱いのでしょう? Well, both exhaustion and sleep deprivation are known to increase overall brain temperature, which explains why yawning occurs more in these states. そうですね、疲労や睡眠不足が脳全体の温度を上げるということは知れらているのですが、これが、そういった状態の時にあくびが出る理由の説明になるでしょう。 Researchers have even found participants who place warm packs on their head yawn 41% of the time while watching others yawn, 研究者によってこんなことも明らかになっています。頭部に温感パックを当てた治験の参加者が、他の人があくびをする様子を見ていた時間のうち41%の間、あくびをしていたというのです。 as opposed to 9% of the time with a cold pack on their head. 頭部に冷感パックを当てていた人は 9% だったので、真逆の結果となります。 So if your head is already cold, you'll yawn less. つまり、頭部がすでに冷たい状態の場合は、あくびの回数も少なくなるのです。 But what about contagious or social yawning? でも、人に伝染してしまうあくび(=ソーシャル・ヤーニング)はどうなのでしょう? Humans, primates and even dogs find yawning contagious, and it's most likely linked to empathy. 人類、霊長類、犬のあくびですら伝染性があることが分かっています。そして、それに関連している可能性が高いのが 「共感」 です。 Contagious yawning begins in children around the age of 4-5, and this is when empathetic behavior, along with the ability to identify emotions, begins to develop. 伝染性のあくびは、4~5 歳頃の子どもから見られるようになります。そして、この時期に「共感行動」が、感情を認識する能力とともに発達し始めているのです。 In fact, children with empathy-related disorders, such as autism, yawn less in response to videos of people yawning compared to other children. 事実、自閉症など、共感に関わる障害を持つ子どもたちは、他の子どもと比べて、人があくびをしている動画を見た時に出るあくびの回数が少ないのです。 Research also suggests that you are more likely to copy the yawn of someone socially or genetically close to you. 他にも次のようなことが調査で示されています。社会的なつながりがある誰か、あるいは遺伝的に近い人のあくびを模倣する傾向が高いということです。 Even dogs are more likely to copy the yawns of their owner as opposed to the yawn of a stranger. 犬ですら、見知らぬ人のあくびではなく、飼い主のあくびを模倣する傾向にあるんですよ。 Finally, mirror neurons also play a role. 最後になりますが、ミラーニューロンもあくびに一役買っているんです。 In our brain, mirror neurons fire when we perform a specific action, view someone else doing the action or even just hear someone talk about the action. 僕たちの脳内では、ある特定の行動を取ると、ミラーニューロンが発火します。他の誰かがその行動を取っている様子を見たり、誰かがその行動について話しているのを耳にした時にもです。 They are important brain cells that are used for learning, self-awareness and relating to others. ミラーニューロンは、重要な脳細胞で、学習や自己認識、他の人と関わる際に使われます。 When we view someone else yawn, the mirror neurons in our brain become activated in a similar way, and as a result, we copy the yawn. 他の誰かがあくびをしているのを見ると、脳内のミラーニューロンも活性化され、その結果、僕たちはあくびの真似をしてしまいます。 So, although yawning may occur in people who are literally 'hot-headed', contagious yawning allows us to be cool with the people around us. つまりあくびは、実際に「頭部が温かい状態の」人も出るのですが、人に伝染するタイプのあくびは、自分の身近にいる人との関係を良くしてくれているんです。 If you haven't already checked out our Yawn-O-Meter, go try it out and let us know in the comments how long you were able to last. 僕たちの動画 『YAWN-O-METER』 をまだご覧になっていない方は、ぜひご覧ください。下のコメント欄から、あくびをせずにいられた時間をお知らせくださいね。 And subscribe for more weekly science videos! それから、毎週お届け中の科学に関する動画をもっとご覧になりたい方は、チャンネル登録をお願いします。
B1 中級 日本語 米 あくび 伝染 ニューロン ミラー 動画 脳内 どうして「あくび」が出るの? 33835 1678 姚易辰 に公開 2021 年 01 月 13 日 シェア シェア 保存 報告 動画の中の単語