字幕表 動画を再生する 字幕スクリプトをプリント 翻訳字幕をプリント 英語字幕をプリント And I'm Walter, your host. 僕は進行役を務めるウォルターです。 If you grew up in L.A. like I did, もし皆さんが僕のようにロサンゼルス育ちであれば、 then you kind of understand just how big of a deal ここでチカ—ノカルチャーが Chicano and Chicana culture is out here. どれだけ大きいものなのか分かるはずです。 And it's a way for people like myself to both honor それは、僕のようなチカーノにとってここでの生活と the lives that we have here and the lives our parents かつて親たちが暮らしていた母国メキシコの left behind in Mexico. 生活や文化を尊重する方法でもあります。 When I first heard that there were 日本でチカーノカルチャーを コピーしている人たちがいると、 people copying Chicano culture in Japan, it seemed surreal. 初めて聞いた時は本当にビックリしました。 I really had no idea that this world チカーノカルチャーがロサンゼルス以外の場所で could exist outside of L.A. 存在しているとは思いもよりませんでした。 So I decided to go and find out ということで日本を訪れ、それがどれ程のものなのか how this spread so far away and why. 実際に探ってみることにしました。 Our first stop: the lowrider scene in Nagoya. まず最初に訪れた場所は、名古屋のローライダーシーン。 Lowriders are iconic to the Chicano community ロサンゼルスでローライダーといえば、チカーノコミュニティーを in Los Angeles, and were created in the 1940s. 象徴すべきものであり、1940年代に最初に誕生しました。 They came to represent rebellion, resilience やがて時とともに、強さ、反逆精神、そして美しさを and beauty. 象徴するものへとなりました。 And so I'm curious about how these cars got here. ローライダーは、一体どのようにして 日本へ渡ってきたのでしょうか。 That's Junichi. この方は、ジュンイチさん He's one of the godfathers of the Japanese lowrider scene, 日本のローライダーシーンを引っ張ってきた人であり、 and founded one of the oldest car clubs in Nagoya. 名古屋で最も歴史があるローライダークラブの創設者です。 Junichi's been in this role for more than 30 years. ジュンイチさんは30年以上もの間こうして働いてきました。 For questions about lowrider culture and Chicano culture, ローライダーやチカーノカルチャーに関して he's someone who people in Japan really look up to. 日本で最もよく知る人です。 [cheering] (喝采) My first introduction to lowriders 僕が初めてローライダーを知ったきっかけは were actually people in my neighborhood. 近所に住む人たちからの影響でした。 My best friend and I growing up, よく友達と一緒にローライダーのモデルカーなどを we used to build these little lowrider model cars. 自分たちで組み立てたりしていました。 All we wanted to do in life was just own あの頃はとにかく夢中で these lowrider cars. 自分のローライダーが欲しくてたまりませんでした。 Being here has me thinking about all of the cultures こうして日本に来てみて、今まで日本が様々な 外国の文化やカルチャーを Japan has taken on at different points. 色々な観点から吸収してきたことを考えると、 So it's not surprising that there チカーノカルチャーに対しても are thousands of people here that たくさんの人たちが魅了されることは are into Chicano culture. 決して不思議なことではありません。 For our next stop, we're heading 次に向かった場所は、チカーノカルチャーの to Osaka, the cultural capital for Chicano fashion and art. ファッションとアートの中心地ともいえる大阪です。 Miki Style! Miki Styleさん! Miki Style is a D.J., and he runs 彼はDJでもあり、ロサンゼルスから アパレルグッズを輸入し販売する a shop called La Puerta that imports clothes from L.A. La Puerta というお店を経営する Miki Styleさん。 What's your most popular shirt? 「店内で一番人気のTシャツはどれですか?」 “DGA.” 「DGA」 Why do you think people love this shirt so much? 「なぜこのTシャツがそんなに人気なんですか?」 Miki Style reminds me of someone 彼のファッションを見ていると、 who I went to middle school with. 僕の中学時代の友人を思い出しました。 You know, like, shaved head, baggy pants, baggy T-shirt. スキンヘッドに、バギーパンツ、 そして、バギーシャツというスタイル。 He goes to L.A. 彼はロサンゼルスに行き He buys clothes, and he buys gear. 服やグッズを買い付けて And he brings it back to Japan and has a thriving business. それを日本で販売し、ビジネスとして成功させました。 So when I thought about cultural appropriation 「文化の盗用」という言葉もありますが、 and how oftentimes there is money このように海外の文化やコミュニティーを利用して、 being made from a certain culture ビジネスとしてお金儲けを行うという点では and a certain community, he potentially fit into that. 彼は上手くやっている一人でしょう。 Even though Miki says he respects the culture, 彼はチカーノカルチャーをリスペクトしていると言います。 it was weird seeing so much of the allied Chicano gang scene しかし、店内が多くのチカーノギャングのグッズで represented in his store. 埋め尽くされている光景は少し異様でした。 So I wanted to meet Night tha Funksta, an artist 次は大阪で活動するアーティスト Night Tha Funksta に会いに行きました based in Osaka whose artwork focuses on the positive aspects 彼が描くイラストはチカーノギャングの of Chicano culture. ポジティブな面に焦点を当てています。 MoNa a.k.a. Sad Girl is one of Japan's most popular MoNa a.k.a. Sad Girl は、日本で最も有名な Chicano-style rappers. チカーノスタイルのラッパーの一人です。 She's released four albums, and her international fan base 今までに4枚のアルバムをリリースし、日本だけでなく has taken her to perform in places like L.A. and San Diego. ロサンゼルスやサンディエゴといった場所 でもライヴを行ってきました。 “She's Mousey.” 「これはマウシー」 “Mousey.” マウシー “Sia.” サヤ、 “Sia.” サヤ “Maiko.” マイコ、 “Maiko.” マイコ “Wella.” ウェラ、 “Wella.” ウェラ “Wella.” ウェラ “Which one of these women still dress like this?” 「この友達の中にまだチカーノスタイルの ファッションをしている子はいるの?」 “Nobody.” 「誰もいない」 “Nobody? 「そっか」 Just you?” 「君だけ?」 “Just me. 「うん、そう」 Just me.” 「私だけ」 [laughs] (笑) “And what do you think is the future of Chicano fashion 「日本でのチカーノカルチャーやファッションについて and culture here in Japan?” 今後どうなっていくと思う?」 “One, two. 「ワンツー、 Check one, two.” マイクテスト、ワンツー」 “Sounds great.” 「カッコいいね」 This story attracted me because it was asking こうやって話を聞く中で、彼らが思う a question about belonging. チカーノへの帰属意識について聞くことも出来ました。 Here you had a group of people really チカーノカルチャーに魅了され、リスペクトした上で committed to copying Chicano culture, 彼らはそのスタイルをコピーしています。 but also deeply Japanese. それと同時に、もちろん彼らは日本人です。 And so for them, it wasn't a question つまり、彼らにとって重要な事は 「自分がチカーノなのか」という事ではなく of “either/or,” but more so, “and.” 「日本人として、その文化をどう捉えているのか」 ということなのです。
B1 中級 日本語 米 TheNewYorkTimes 日本 ロサンゼルス ファッション 文化 スタイル 日本のチカノのサブカルチャーの中で|NYT (Inside Japan's Chicano Subculture | NYT) 59 0 chengye.cai に公開 2021 年 01 月 14 日 シェア シェア 保存 報告 動画の中の単語