字幕表 動画を再生する 審査済み この字幕は審査済みです 字幕スクリプトをプリント 翻訳字幕をプリント 英語字幕をプリント This is Pepsi's 1905 logo. これは1905年のペプシのロゴです。 And this is Coke's from the same time period. そして、これが同じ年のコカ・コーラのもの。 Now, watch them evolve or in the case of Coke, stay the same. では、この2つの変化を見てみましょう。コカ・コーラは、ずっと変わっていませんね。 This doesn't mean Pepsi is indecisive. これは、ペプシに一貫性がないということではありません。 Instead, it's a clue that the great soda rivalry is in fact about something other than taste. その代わり、この有名な炭酸飲料の闘いは、味ではないところにあることが示されています。 Pepsi has a weird metallic aftertaste. ペプシは変な金属みたいな後味がする。 I think Pepsi has a sharper taste, and I think the carbonation affects both of them differently. ペプシの方がシャープな味がすると思う。炭酸の出方がそれぞれ違うんだよ。 For years, consumers have obsessed over the smallest differences in taste. 何年もの間、消費者はほんのわずかな味の違いにこだわってきました。 The Pepsi Challenge was a marketing campaign started in 1975. ペプシチャレンジは1975年に始まったマーケティングキャンペーンです。 It featured a blind tasting of Pepsi and Coke. 目隠しでペプシとコカ・コーラを飲み比べるというものでした。 The results, more Americans preferred Pepsi. すると、ペプシを好むアメリカ人が多いという結果が出たのです。 But throughout their history, Coke has held a firm grasp on the market. けれども、コーラの歴史において、常に市場で安定しているのはコカ・コーラです。 So, why? それはどうしてでしょう? Both brands are courting entirely different consumers. この2つは、全く異なる消費者に愛されているのです。 If we look closer at Pepsi's marketing, it makes the case that this soda brand embraces change, while Coke keeps itself firmly entrenched in the classic past. ペプシの市場戦略をよく見てみると、重視しているのは変化だということが分かります。一方コカ・コーラは、伝統の歴史の中で変わらずにいるよう努めています。 This is a leaked marketing document by the Arnelle group. これは、Arnell Group(アーネルグループ)が漏らしたマーケティング資料です。 The firm executed the highly controversial $1 million Pepsi logo redesign in 2008. ペプシは2008年に行ったロゴのリニューアルに、100万ドル(約1億円)もの大金をつぎ込みました。 This document called Breathtaking recorded all that went into designing the new Pepsi Blue. "Breathtaking(息をのむ戦略)"と呼ばれるこの戦略の資料には、新たなペプシブルーのデザインに関するすべての記録があります。 In it, the company explains its diverse inspiration. そこに書かれていたのは、その多彩な発想でした。 The Hindu tradition of numerical harmony as spatial organizing. 空間構成に関しては、ヒンドゥーの数の調和。 The Vitruvian Renaissance, the elements of energy. エネルギーの要素は、ルネッサンス期のウィトルウィウス。 Rene Descartes' La Geometrie. ルネ・デカルトの幾何学。 And even the Earth's magnetic fields. そして、地球の磁場までもです。 At first, the media was all over it. 最初はメディアの関心を大きく引きつけました。 But the soda has seen steady sales since. けれども、ペプシコーラの売り上げは変わっていません。 Rebranding is core to Pepsi. 商標の変更はペプシの軸となっています。 Change is part of its DNA. 変化することがDNAの一部にあるのです。 And it's part of what makes the company so successful. そして、変化こそが企業として成功した一因でもあるのです。 It's always exciting. 変化はいつもワクワクさせてくれます。 It's innovative, and innovation is a part of its basic brand personality. 変化が新たな発想を生み出します。そして、そのひらめきがペプシのブランドパーソナリティの根底にあるのです。 That is what it's selling. それが売り込みというものです。 It's selling excitement, warmth, young. ペプシが売りにしているのは、感動、温かさ、若さです。 And therefore, it needs to change to be authentic to its brand. ですから、ブランドパーソナリティを守るため、ペプシは変化しなければならないのです。 In the case of Coke, it is wholesomeness, America, joy, very down-to-earth kind of an appeal. コカ・コーラの場合、「健康的・アメリカ・喜び・地に足の着いた」というようなイメージを売りにしています。 This central difference is manifested in the brands' mascots. コカ・コーラとペプシの大きな違いは、ブランドマスコットからも分かります。 Coke is Santa Claus and polar bears. コカ・コーラのマスコットはサンタクロースとホッキョクグマ。 Pepsi is Michael Jackson, Britney Spears, and who could forget, Kendall Jenner. ペプシは、マイケル・ジャクソン、ブリトニー・スピアーズ、そしてあのケンダル・ジェンナーなどです。 Pepsi's brand essence involves change. ペプシのブランドエッセンスには「変化」が含まれています。 Therefore, it must change. だから、ペプシは変化しなければなりません。 And that change, I don't think it's necessarily a negative since that is very much a part of its Bassano. そして、その変化は必ずしもネガティブなものではないと考えています。それがペプシのロゴにも表されていますから。 Coke tried to change once. コカ・コーラも変わろうとしたことがあります。 Introducing the new taste of Coca-Cola. 「コカ・コーラの新しい味をお届けします。」 It doesn't have the zazz that you need when you want a coke. 「コカ・コーラを飲む時の特別感がないの。」 Very disappointed, I think we've lost the American tradition. 「すごくがっかりだ。アメリカの伝統がなくなったようだよ。」 For Coke loyalists, it was a departure. コカ・コーラ支持者にとっては、王道からの逸脱でした。 It signified a violation of what drinkers had come to expect: sameness, consistency. 消費者が期待する「同じであること・変わらない味」を裏切ったことになってしまったのです。 Coke found it was more important to keep their existing customers happy rather than find new ones. コカ・コーラは、新たな顧客を見つけることより、既存の消費者に喜んでもらい続けることの方が重要なのだと気づきました。 And that's the bigger picture here. そして、それがこの2つの関係を映し出しています。 Coke isn't after Pepsi's customers, and vice versa. コカ・コーラはペプシの消費者をターゲットにしてはいません。また逆もそうです。 And the public may perceive a rivalry between the two brands when in reality, the two seem to coexist quite peacefully. 世の中の人たちは、この2つがライバルであると認識しているかもしれませんが、実際は、極めて平和的に共存しているようです。 Remember that logo that kept changing? ペプシのロゴが変わり続けたことを覚えていますか? It's part of that very same strategy. それもまた変わらない戦略なのです。 Pepsi has set its sights on a particular customer, one that embraces change. ペプシは、特定の消費者に照準を当てています。変化を大切にする人たちです。 So, practically, the opposite of Coke's target. つまり、コカ・コーラのターゲットと真逆です。 I would always go for a Coke over Pepsi because it's just the classic thing that we always had growing up. 私はいつもコカ・コーラです。ペプシは選びません。子供のころから慣れ親しんできたものだから。 When we ordered pizza, we had coke with it. ピザを頼むときは、コカ・コーラがお供でした。 It's classic. 定番なんです。 Despite any notion that Coke and Pepsi are one and the same, they're courting a totally different soda drinker. コカ・コーラとペプシが同じ飲み物だという概念はありますが、どちらも完全に異なる消費者をターゲットにしているのです。 A 2016 study by two Emory professors, Jagdish Sheth and Anthony Koschmann, showed that each brand has an insanely loyal base. 2016年に、エモリー大学の教授、ジャグディッシュ・シェス氏、アンソニー・ コシュマン氏が行った調査では、それぞれに、とてつもなく熱い支持者層がいることが分かっています。 Coke retained 94.4 percent of its loyal households from one quarter to the next. その都市の第一四半期から第二四半期にかけて、コカ・コーラは支持者世帯の94.4%を維持しました。 Pepsi kept 91 percent. ペプシは91%。 I feel like a traitor. 裏切り者の気分だ。 I feel like I've let down generations and my ancestors when I switch. コーラの種類を変えたら、親やもっと前の世代のみんなをがっかりさせるよう気がするんだ Now, I feel silly for having this undying loyalty to Coke. コカ・コーラ愛を守り続けてるのがバカみたい。 Almost, now that I taste Pepsi, but Coke is just where my brain goes when I'm like... 今はほとんどペプシを飲んでるけど、コカ・コーラはすぐに頭に思い浮かびます。例えば... "Okay, it's time for a fizzy bev." 「よし、何か炭酸系を飲もう」みたいな時とか。 Today, Pepsi and Coke market to the soda drinker who matches what they stand for. 現在、ペプシとコカ・コーラは、それぞれの持ち味を好む消費者を対象に売り込みを行っています。 In other words, there is no rivalry. つまり、この2つはライバルの関係にはないということになります。 So, what's your pick? さあ、何か発見はありましたか? Is it because of taste or something else? 2つの違いは味なのでしょうか?それとも他に何かあるのでしょうか? Let us know in the comments below, and don't forget to like and subscribe. 下のコメント欄からお知らせください。いいね!とチャンネル登録もお忘れなく!
B1 中級 日本語 米 ペプシ コカ コーラ 変化 消費 ロゴ コーク(コカ・コーラ)とペプシ 実はライバルではない - Cheddar Examines (Coke & Pepsi Aren't Really Rivals - Cheddar Examines) 15260 441 Lian に公開 2019 年 10 月 05 日 シェア シェア 保存 報告 動画の中の単語