字幕表 動画を再生する 字幕スクリプトをプリント 翻訳字幕をプリント 英語字幕をプリント There's a warehouse in Brooklyn that feels like stepping into a dream. ブルックリンには夢に足を踏み入れたような感じがする倉庫があります。 It's an art exhibit but the only picture frames you'll see are right here, on smartphones. 美術品の展示なのですが、額縁のみがここスマートフォンに表示されます。 This exhibit is part of a new generation of pop-up art experiences designed to look good in person and here on Instagram. この展示は、直接であっても、インスタグラム上でもよく見えるように設計された新世代のポップアップアート体験の一部です。 There's the Museum of ice cream, the Museum of selfies, the Museum of feelings. ミュージアム・オブ・アイスクリーム、ミュージアム・オブ・セルフィー、ミュージアム・オブ・フィーリングス、 Others have themes around colors, dreams, pizza, eggs, candy, and Rosé wine. 他にも色や夢、ピザ、卵、キャンディー、ロゼワインといったテーマもあります。 Basic admission can run around $40, may often sell out months in advance. 入場料は基本的に$ 40 前後であり、数か月前には売り切れになってしまいます。 These places might not feel like real museums and instead more like a trendy fad with ball pits, but right now they're shaping how we consume art. これらの場所は、本物の美術館のようには感じられないかもしれず、そのかわりボールプールを使った流行のようなものです。しかしまさに今、私達がアートを消費するやり方で形作られています。 In these pop-up museums the room and you are the centerpiece. こういったポップアップミュージアムでは、部屋とあなたが重要です。 So that's what makes it Instagramable, is that you are a... you are immersed in the actual art. それによってインスタ映えするのであり、あなたは…実際のアートに浸っているということです。 This format, interactive art pieces separated into themed rooms, is hot right now, but it isn't new. この形式は、インタラクティブなアートの作品がテーマ別の部屋に分けられており、今は話題となっています。しかし、これは新しいものではありません。 It comes from traditional それは伝統的な museums. In the 1960s artists started 美術館に由来します。1960 年代にアーティスト達が始めたのです。 using museum rooms to create immersive 博物館の部屋を使って作り上げたのが没入型の three-dimensional artwork designed 三次元アートワークで、特に specifically for a certain space. It was あるスペースのためにデザインされました。それは、 called installation art. インスタレーション・アートと呼ばれています。 Suddenly, art wasn't just confined to the walls of a museum; it was immersive and interactive. 突然、アートは美術館の壁に閉じ込められていたものではなくなり、没入型でインタラクティブなものになりました。 Viewers were part of it. 観覧客もその一部になりました。 You can see installation art's influence on today's pop-up museums pretty clearly. 今日のポップアップミュージアムには、インスタレーション・アートの影響がはっきりと見て取れます。 Just look at the obliteration room, first developed by Yayoi Kusama for the Queensland Art Gallery. 草間彌生さんがクイーンズランド・アート・ギャラリーに最初に作った「忘却の部屋」をご覧ください。 It's a white room where visitors can place colored stickers wherever they want. これは白い部屋で、来場者は色のついたシールを好きな場所に貼ることができます。 The Rosé mansion, an Instagram-friendly pop-up has its own version of that. インスタグラム向けのポップアップ「ロゼ・マンション」には、独自のバージョンがあります。 Or infinity あるいは「無限の room, a series of mirrored rooms that 部屋」というひと続きの鏡の部屋があり、 Kusama has been producing since 1965 草間さんが1965年からプロデュースしています。 that has a pretty identical version at まったく同じバージョンが the dream machine pop-up museum. ドリームマシンのポップアップミュージアムにあります。 Installation art invites the viewer to インスタレーション・アートは、観覧客に participate in creating a piece of art 作品の創造に参加してもらい、 or to physically see themselves in it, また、物理的に自分自身がその中にいることを実感してもらいます。 often alongside brightly colored 色鮮やかなことの多い lighting and simple, elegant shapes. And 照明と、シンプルでエレガントな形状の中で。そして、 that made for museum experiences that ミュージアムの体験のために作られたものなので were inherently photographable. 本質的に撮影可能なものでした。 Pop-ups figured out that there was a business to ポップアップによって、あるビジネスの存在に気づきました。 be made out of that photographability. 撮影が可能だからできることなのです。 even if it wasn't attached to a 提携することはありませんでした。 well-known artist. 有名なアーティストなどと。 Now the explosive 今や爆発的な success of those pop-ups is making 成功であるポップアップによって traditional museums rethink how they do 伝統的な美術館が見直しをしています。 things. 彼らがどうやっていくかを。 People who work at museums are 美術館で働いている人々は very concerned. It changes the nature of 非常に懸念しています。ポップアップが性質を変えてしまうからです。 what artwork is most attractive to どのような芸術作品が魅力があるのか consumers and so in order to compete 消費者に対して。そして流行の、カラフルな with the trendy, colorful exhibits that ポップアップの展示物に対抗していくために、 are popping up, you have to add some of 足していかなければなりません。 those components to the more traditional そういった要素を伝統的な exhibits. 展示物に対しても。 That conversation often starts その話題はこれをきっかけに始まることが多いです。 here, with museum photography policies. そう、美術館の写真撮影のポリシーです。 Many museums have traditionally banned 多くの美術館では今までは撮影を禁止してきました。 photography to protect copyright and 著作権と光に敏感な絵を light-sensitive paintings, but now that 保護するために。しかし今では museums are becoming more social media 美術館はよりソーシャルメディアに友好的になりつつあり、 friendly, their policies are changing. ポリシーは変わってきています。 Like the Renwick gallery, which started たとえばレンウィック・ギャラリーは、 posting "photography encouraged" 「撮影OK」の看板を出し始めました。 signs in 2015. 2015 年に。 It was our way of saying, boldly, it's okay. それは、大胆にも「問題ないです」と言う伝え方でした。 You can be who you are, mediate your experience in museum however feels right to you. 自分らしく、いかなる方法であれ適切と感じるやり方で美術館での体験を伝えることができます。 It's very rare that museums are no photos anymore. 美術館が撮影禁止であるというのは、非常に珍しいことです。 I mean that change has just been in the last five years. その変化はここ 5 年くらいの間に起こりました。 And when museums host selfie-friendly shows, they become blockbusters. その時から、美術館が自撮り向きの展示を開催すると大人気になっているのです。 The exhibit Wonder helped break the Renwick Gallery's yearly attendance record in its first six weeks. 「ワンダー」展のおかげで、最初の6週間でレンウィック・ギャラリーの年間入場者数の記録を更新しました。 2015's summer show "The Beach," at the National Building Museum brought in 30% of annual attendance in just two months. アメリカ国立建築博物館で開催された 2015 年の夏の展示「ザ・ビーチ」は、わずか2ヶ月で年間入場者数の 30 %を記録しました。 And when the Hirschorn held a three month show of Kusama's Infinity Mirrors, そして、ハーシュホーン美術館が草間さんの「無限の鏡の部屋」を 3 ヶ月間展示したとき、 the museum increased its membership by a whopping 6,566%. 美術館の会員数はなんと 6,566 %も増加しました。 Instagramability drew in a crowd that might not have come to museums otherwise. インスタ映えのために人々は引き寄せられましたが、他のやり方では来なかったでしょう。 Honestly I'm here just to take pictures, you know. 正直、写真を撮りに来ただけなんですよ。 I saw lots of pictures on たくさんの写真を、 Instagram and that prompted me and my インスタグラムで見て、友達と friends to come here. ここに来る気になりました。 Ow! うわっ! But for museums who しかし、美術館によっては still have rules about taking photos, 撮影についてルールがまだあるので、 it's hard to keep visitors from snapping 来館者に撮影をさせないことは困難です。 pictures. Like this 2013 installation in 2013 年のこのインスタレーション、 the skylight of the Guggenheim Museum by James Turrell. ジェームズ・タレルによるグッゲンハイム美術館の天窓のように。 The colors and simplicity made it その色彩とシンプルさによって serious Instagram bait. Thousands of かなりのインスタグラムのネタになりました。何千もの人が people posted photos of it, even though 写真を投稿しました。 the artist asked that no photos be taken アーティストが撮影しないようにお願いしたのに。 since they would detract from everyone's 撮影の行為がみんなの体験を損ねるからです。 experience. That concern is real and その懸念は現実的で、 research is starting to prove it. 研究により証明されつつあります。 Just the act of photo taking itself and 写真を撮るという行為そのものや choosing what to capture, changes the 何をキャッチしようか選ぶ行為は、 nature of your experience and that alone 体験の本質を変えてしまい、それだけで is changing how people go through 人がどう体験するかを変えてしまいます。 museums. 美術館において。 Research Barash conducted found バラシュ氏が行った調査でわかったことは、 that when museum goers were instructed 美術館の来館者がソーシャルメディアのために to take photos for social media, they 写真を撮影するよう指示されたとき、 enjoyed the experience less. 体験をあまり楽しめませんでした。 Having the intention to post or share photos in mind while you're taking the photos, can actually remove you from the experience. 写真を撮っている間に心の中で写真を投稿やシェアする狙いがあると、実際には体験から自分を遠ざけているのでしょう。 Now both Instagram pop-ups and 今ではインスタグラムのポップアップや traditional museums are facing a tricky 伝統的な美術館は、双方が難しい問題に question: limit photography and 直面しています。それは撮影の制限と、 potentially limit who shows up, or allow 来客を制限する可能性があるということです。 it and possibly change the experience. At もしかしたら体験を変えるかもしれません。 Refinery29's pop-up experience, that リファイナリー 29 のポップアップ体験では、 means having some rooms where phones are 部屋が用意してあって、そこに電話を supposed to be put away. しまっておくことになっています。 I think it's time you put those そろそろ携帯電話を cellphones to bed, what do you say? How 寝室に持っていく時間ですね、いかがですか? about we Insta-connect with one another? インスタグラムでつながるというのはどうでしょう? At the end of the day, even if social media is a big part of why so many people show up, people are showing up. 結局のところ、ソーシャルメディアが多くの人が写真に写る理由の大部分を占めているとしても、人は写真には写るものです。 And if this means more people engage with art they wouldn't have paid attention to otherwise, that feels pretty promising for the future of art. つまり、他のやり方では注目されなかっただろうアートに、より多くの人が関わるのであれば、アートの未来にはとても望みがあるように感じます。 Thanks for watching The Goods and thank you to our The Goodsのご視聴ありがとうございました。 sponsor American Express. スポンサーのアメリカン・エキスプレスにも感謝いたします。 Amex has a アメックスには credit card feature that gives you クレジットカード機能があります。 choices for how to make payments big or その機能によって選択ができます。支払額を大きくするか、 small called "Pay it, plan it." Play it helps 小さくするかです。それは「ペイイット・プランイット」です。ペイイットを選ぶことで、 you reduce your balance by making small 残高を減らすことができます。 payments throughout the month and その月で小額の支払いができるのです。 plan it can help you make payments that プランイットは、支払いが cost $100 or more over time. やがて 100 ドル以上になるときに役立ちます。 You can check it out at americanexpress.com/payitplanit. 詳細は、americanexpress.com/payitplanit ご確認ください。 And thanks again to また、再度感謝いたします。 American Express. アメリカン・エキスプレスに。 Their support made this series possible. 彼らの支援により、このシリーズは実現しました。
B1 中級 日本語 米 Vox ポップ アート ミュージアム 撮影 アップ インスタグラムの罠」は美術館をどう変えるか (How "Instagram traps" are changing art museums) 190 27 April Lu に公開 2021 年 01 月 14 日 シェア シェア 保存 報告 動画の中の単語