字幕表 動画を再生する 審査済み この字幕は審査済みです 字幕スクリプトをプリント 翻訳字幕をプリント 英語字幕をプリント Earth. 地球。 Us. 私たち。 Earth. 地球。 Us. 私たち。 Earth. 地球。 Us. 私たち。 But, hang on, aren't we part of the Earth? でも待って。私たちって、地球の一部じゃないですか? We're organic creatures, made of the same molecules as everything else on our planet, one interconnected ecosystem that keeps us all alive. 私たちは有機生物で、地球上の他の全てのものと同じ分子でできており、地球は私たち皆を生かす、相互につながり合う生態系です。 But are we superior? Different? Or special? でも、私たちは優れている?違う?特別? Why do we so often feel, well ... separate from the Earth? 私たちが、地球と…離れているように感じることが多いのは、なぜでしょうか? In fact, not everyone does. 実は、全員がそう感じているのではありません。 Throughout human history lots of cultures have viewed their relationship to the Earth in other ways. 人間の歴史上、多くの文化では、地球との関係について、異なる見方をしていました。 Many still do. 多くの文化が、今もそうです。 Animism--the belief that spirit infuses objects, nature and the whole of existence--is a fundamental principle of many indigenous societies. アニミズムとは、物や自然、あらゆる存在に霊魂が宿るという考えですが、これは、多くの先住民社会における基本的原理です。 In Taoism, cosmic energy--or life force--is everywhere and is constantly seeking harmony and balance between all things. 道教では、宇宙エネルギーや生命力が至る所にあり、全存在の間の調和やバランスを、常に求めています。 Ancient Andean civilisations placed the spirit of Pachamama, or Mother Earth, at the very centre of their worldview. 古代アンデス文明では、世界観の中心であるパチャママ、つまり母なる大地に霊魂が宿ると考えられました。 And, today, for many indigenous people of the world, like the U'wa tribe in Colombia, the Earth is not just the dust from which human beings are made, it's the spirit of their people and ancestors. そして今日、コロンビアのウワ族など世界中の多くの先住民たちにとって、地球とは、人間が生み出される地というだけでなく、民族や先祖の霊魂だと考えられています。 It's their history. 地球は彼らの歴史であり、 It is life itself. 生命そのものです。 This isn't always an easy idea for people in today's Western societies to grasp. これは、今日の西洋社会に生きる人たちにとって、すんなり理解できる考えだとは限りません。 The Druids of Ancient Britain did grasp it--focusing their spiritual practices on a reverence and connection with nature. 古代イギリスのドルイドたちは、理解していました―彼らは、崇拝や自然とのつながりに重きを置き、精神活動を行っていました。 But when Christianity spread through Europe, animism was condemned as pagan and savage. しかし、キリスト教がヨーロッパ中に普及した際、アニミズムは異教で野蛮だと非難されました。 European colonialism enforced these views around the globe, in places like the Americas and Australia--crushing the indigenous peoples and their nature wisdom. ヨーロッパの植民地主義により、この考え方は世界中に強要され、アメリカやオーストラリアなどでは、先住民や彼らの自然の叡智が押しつぶされました。 Since the birth of agriculture, humans had been manipulating the world around them, harnessing, dividing and selling its natural resources. 農業が始まって以来、人間は自分たちの周りの世界を操り、天然資源を利用し、分割し、売ってきました。 But under colonization, the Earth became a place to be conquered, dominated, farmed, fished, plundered and mined, on a vast scale. しかし植民地ができて、地球は大規模な征服、支配、耕作、漁獲、略奪、採鉱が行われる場所となりました。 Was there any scientific thinking behind our ever-increasing control over the natural world? 自然世界をますます支配していく裏で、科学的な思考はあったのでしょうか? 17th Century Europe thought so. 17 世紀のヨーロッパでは、それがあったと考えられていました。 In fact, thought was all the rage then, as French philosopher Rene Descartes, and other others, like Sir Isaac Newton, helped to kick off the Enlightenment--an era that prized reasoning, science and order. 実は、考えることというのは、当時熱狂的に行われていました。フランス人哲学者のルネ・デカルトや、サー・アイザック・ニュートンなどが、啓蒙運動の始まりに貢献し、推理や科学、秩序に重きが置かれた時代でした。 A new view of the world emerged - with human beings as the thinking, rational masters, and nature as our unthinking, unfeeling servant. そして、新たな世界観が生まれました―人間は、考える、合理的な主であり、自然は、考えることのない、冷酷な従者と考えられました。 Standing apart from her, humans investigated nature's ultimate questions, dissecting her into smaller and smaller pieces. 自然から離れた人間は、自然の究極の問題を研究し、自然をどんどん小さく切断していきました。 This brought us great power. こうして、私たちは偉大なる力を得ました。 And with great power, comes...... you know the rest. そして偉大なる力と共に…後は分かりますよね。 The Anthropocene Age had begun - an epoch defined by one dominant species. 人新世が始まったのです―その時代を特徴づけるのは、1 つの優占種、 Us. 私たちです。 On a planet that is billions of years old, in just 500 years, much of the human race has come to see itself as the rulers and center of all life. 何十億年と存在する惑星において、たった 500 年で、人類の多くが、自らをあらゆる生命の支配者、中心と考えるようになったのです。 Today, we are still trying to bend the planet's environment, processes and biodiversity to our will. 今日も、私たちは地球の環境、プロセス、生物多様性を、思いのままに曲げようとしています。 Our vast, sprawling cities have pushed nature out of sight and out of mind. 巨大で不規則に広がった都市のせいで、自然は視界からも心からも、押し出されてしまいました。 The world is attempting to meet the urgent challenge of climate change. 世界は、気候変動という切迫した課題に立ち向かおうとしています。 But can anything fundamentally change while we still see ourselves as somehow separate from Earth? でも、何か根本的に変えられることはないでしょうか―私たちは未だに、自分たちを、自然とはどこか離れた存在として見ています。 There are signs of hope. 希望のサインがあります。 Other voices are starting to be heard once again. 再び、他の声が聞かれ始めています。 Influenced by a resurgent indigenous view of Pachamama, Bolivia and Ecuador have passed laws granting all nature equal rights with humans. 先住民たちのパチャママの概念が復活し、ボリビアとエクアドルでは、自然に対し、人間と同じ権利を与える法律が可決されました。 And in New Zealand, a Maori tribe has successfully fought to have their river, and ancestor given the same legal rights as a person. ニュージーランドでは、マオリ族が自らの川を手にし、先祖に、人としての法的権利が与えられました。 In an interconnected world, can we humans find ways to truly reconnect to all life on the planet? 相互に関係し合う世界で、私たち人間は地球上の全生命と、真の意味で再びつながる方法を見つけられるでしょうか? A new era might start with one single idea. 1 つのアイデアから、新たな時代が始まるかもしれません。 There is no Earth and us. 地球と私たち、ではありません。 We are one. 私たちは 1 つなのです。
B1 中級 日本語 英 地球 自然 先住 生命 世界 考え 自然との関係を見直す時が来たのか?| BBCのアイデア (Is it time to reassess our relationship with nature? | BBC Ideas) 6495 294 Seraya に公開 2021 年 01 月 14 日 シェア シェア 保存 報告 動画の中の単語