字幕表 動画を再生する 字幕スクリプトをプリント 翻訳字幕をプリント 英語字幕をプリント People always say that you are your own worst critic, but critic is just another word for judge. 一般的に自分に対する最も厳しい批判は自分自身から出てくると言いますが、批判というのは言い換えれば評価です。 And when you are your own biggest judge, you can become your own jailer. そして、自分が自分を最も厳しく評価するのであれば、自分自身が牢屋に閉じ込められてしまう感覚に陥るのです。 For the past year, I have felt imprisoned in my own head. 去年のボクは、いつも精神的に行き場を失っていました。 As an artist, I've been stuck, and no amount of inspiration has been able to give me the freedom to create. アーティストとして行き詰ってしまい、インスピレーションは入ってきても作品に結び付ける自由が得られなかったんです。 This feeling led me to abandon my personal projects and instead help others bring their visions to life. この感覚のために、ボクは自分自身のためのプロジェクトをやめて、他の人のビジョンを実現させるための手助けをしようと決めたんです。 It's not that I didn't have ideas or want to create. 自分のアイデアがなかったり、作品を作りたくなかったわけではなかったんですけど It's just when it's not your own story, it isn't as scary to put into the world. 自分の話でなければ、世の中に出す時にそれほど怖さが襲ってこないんです。 For nearly six months, I've worked all around the world helping others. ほぼ 6 か月に渡って、世界中で他の人を手助けして回りました。 I thought that letting go of the creative decisions would allow me to breathe as an artist. アーティストとして、クリエイティブな意思決定の必要をなくすことで自分が楽になれると思ったんですけど It hasn't worked out, I mean sure I've made some money, but at the end of the day, the goals and the dreams I had for myself never went anywhere. 思ったようにはいきませんでした。まあ、確かにお金は稼げましたけど結局のところ自分が持つゴールや夢というのは消えてなくなることは無かったんです。 I just chose to ignore them because I wasn't able to move forward with my ideas with any confidence. 自分のアイデアに自信を持って進むことができなかったので、ただ見てみぬフリをしていただけだったんです。 I've let the pressure of an audience influence my creative process. ボクは観る側を意識したプレッシャーを作品作りのプロセスに影響させてしまっていたんです。 I stopped viewing my work as an artist and just began viewing it as a judge. 自分の作品を、アーティストとしてではなくジャッジとして捉えるようになってしまっていました。 Over time I realized that the thing holding me back was perfectionism. 次第に、自分の足を引っ張っていたのは完璧主義志向だったということに気付きました。 The dictionary defines perfectionism as a disposition to regard anything short of perfection as unacceptable. 辞書で完璧主義を引いてみると、完璧でないものは何でも受け入れられないという気質だと書いてあります。 You hear a lot of people call themselves perfectionists. 自分は完璧主義者だという人はたくさんいますが And usually it's said as some sort of like a humblebrag, but for me perfectionism was an anchor. 大体はある種控えめに自慢する意味で使われるフレーズです。でもボクにとっては完璧主義志向というのは足かせでした。 The thought of making mistakes was paralyzing. 間違いを犯すのはダメだという考えに縛られてしまい Everything had to be perfect or it wasn't even worth trying. 完璧でなければやる意味すらないとまで考えていました。 So I thought one simple realization was able to break these binds holding me back. そういう見方をしていた時に、ある 1 つの事に気が付いたことで自分を縛っていた呪縛から解放されることができたんです。 When you look at yourself in a mirror, you don't see what everyone else sees. 自分自身を鏡に映してみる時には、他の人が見るようには自分を見ることができません。 You're overly critical of every detail. どんなに小さなことに対しても、過剰に批判的な目を向けてしまうんです。 We all wish we could change something we see, but the reality is that those changes are things almost no one else would notice. 誰でも自分が観ている自分の姿で何か変えたいところは持っていますけど、実際にはそれらを変えたところで誰も周りは気が付かなかったりするんです。 What I realized is that my art is no different. ボクは自分のアート作品に関しても同じだと気が付いたんです。 I was criticizing my work so heavily because I was viewing it in a mirror. それまでは自分の作品を鏡の中の自分として見ていたので、とても批判的な観点で捉えていたんです。 I knew what I wanted to see and if I couldn't make it exactly that I didn't see any point in trying. どんなものを見たいのかは分かっていましたから、その通りにならなければ試すことすら意味がないと思っていました。 But, when you view your work like that, you'll never be happy. でも、そのように自分の作品を見てしまっては、絶対に満足感は得られません。 There's always a change that can be made. いつでも変えなくてはいけない点というのは出てくるんです。 It's an endless cycle of judgment and abandonment. 評価をして諦める、という終わりの無いサイクルに陥るのです。 Perfection in my mind is a measure of how well something does, what it is intended to do. ボクの中では、完璧主義志向というのは何かをどれだけ上手にやるか、何のためにやるのかというところです。 I create art to express myself sure, but the real goal is to create something that evokes emotion from my audience, from all of you. 確かに、自分を表現するためにアートをしていますが、本当に目指しているのは自分が作り出したもので見る人、皆さんひとり一人の心を揺さぶることです。 And if my work does that then it's as perfect as it needs to be. もしそれを成し遂げることができたら、その作品はまさに十分完璧だと言えるわけです。 Scott Adams said: "Creativity is allowing yourself to make mistakes; art is knowing which ones to keep." スコット・アダムは「創造力というのは間違いをしてもいいとすることで、アートはそのうちのどれをキープするかを知ることだ」と言います。 I'll never be able to show you exactly what I see in my head. ボクは皆さんに、頭の中で考えている事をありのまま見せることは絶対にできません。 And at best, it'll be an approximation with some flaws. そもそも、できたとしてもせいぜい足りない所の寄せ集めに過ぎませんから。 But that's okay, because those flaws will be the mistakes I will learn to accept and choose to keep. でも、それで構わないんです。こういった足りないところというのは、ボクが自分で良しとして捉えてキープするように選ぶ失敗になるわけですから。
A2 初級 日本語 米 作品 完璧 主義 批判 アーティスト アート 完璧主義者になるのはやめよう (Stop being a perfectionist) 10401 469 KEV に公開 2021 年 01 月 14 日 シェア シェア 保存 報告 動画の中の単語