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  • Pigeons.

    ハト。

  • Some people love them.

    ハトが好きな人もいれば…

  • "Everybody thinks that they're dirty and nasty, but they're actually not."

    「皆、ハトは不潔で凶暴だって思ってるんだけど、実際はそんなことないんだよ」

  • "They're a dove."

    「なんたって平和の象徴なんだから」

  • "All they are is doves."

    「性格もその通り」

  • "Ah, you're a dove."

    「な?平和の象徴だもんな」

  • Other people, not so much.

    そうでない人もいます。

  • "I hate them."

    「オレは嫌い」

  • "They get way too close."

    「ハトって、かなり近くまで寄ってくるでしょ」

  • "I don't let people into the personal space that pigeons get into."

    「他人には入ってきてほしくないパーソナルスペースにまでズカズカ入り込んでくる感じで」

  • "They're just aggressive."

    「結構凶暴だし」

  • But whatever your stance may be, if you live in a city, you have to deal with them.

    しかし、様々な意見はあるにしろ、都市に住んでいる人にとっては、ハトとの共存は避けては通れません。

  • While pigeons are clearly at home in American cities like New York, they're actually native to seaside cliffs halfway around the world, in North Africa, the Middle East, and Europe, where we domesticated them 5,000 years ago.

    ニューヨークのようなアメリカの都市ではすっかりお馴染みとなったハトですが、本来は地球の反対側の北アフリカや中東、ヨーロッパの岸壁を原産地に持ち、アメリカには 5000 年前に持ち込まれました。

  • At first, we farmed them for a source of protein, like chicken.

    最初は、鶏のようにタンパク質の摂取を目的として養殖されていました。

  • Then we bred them as messengers.

    その後、伝書鳩として飼育するようになったのです。

  • In the eigth century BC, for example, the Greeks used pigeons to send results from the Olympic Games to nearby towns.

    例えば、紀元前8世紀にギリシャ人はオリンピックの結果を近隣都市に伝えるためにハトを使っていました。

  • And by the 16th century, pigeons had reached the ultimate peak.

    そして 16 世紀になる頃には、ハトの生育数はピークに達するのです。

  • Hobbyists began breeding the birds for show.

    愛好家としてショーに出すためにハトを飼う人も出てきて、

  • Akbar the Great, for example, reportedly had 10,000 show pigeons in his personal collection.

    例えばアクバル大帝は、個人的なコレクションとして1万羽のハトを飼っていたとも言われています。

  • Suffice it to say, humans and pigeons were inextricably linked.

    人間とハトは切っても切れない繋がりを持っている、とでも言えるでしょうか。

  • And that's why Europeans who migrated to North America in the 1600s brought some of these birds with them.

    というわけで、ヨーロッパから 1600 年代に北米へ移民がやって来た際にもハトを一緒に連れてきた人がいたのです。

  • And surprise, surprise: "They escaped, and that's kind of what formed these feral populations in cities around the world."

    そして、何とビックリ:「ハトは逃げ出して、後に世界中の都市で野生のハトが見られるきっかけとなったのです」

  • That's biologist Elizabeth Carlen, who studies pigeons at Fordham University.

    この人は生物学者のエリザベス・カーレンさんで、フォーダム大学でハトの研究をしています。

  • Once pigeons escaped, their population exploded, especially in cities.

    ハトが逃げたことで、特に都市部ではハトの頭数が爆発的に増加しました。

  • Because, as Carlen says, cities are essentially tailor-made for these birds.

    その理由としては、カーレンさんが言うには都市というのは基本的にハトのために作られているかのようなものだからです。

  • For one, pigeons can thrive on human food, unlike, say, robins or cardinals.

    まず1つ目は、ハトは例えばコマドリやカーディナルと違って、人間の食べる物が大好きです。

  • "What we have here is pigeons eating it looks like rice and bagels and probably doughnuts in there as well, and that ability to consume all this food waste has really made them very successful in cities."

    「ここにいるハトが何か食べてますけど、お米とかベーグル、あとは多分ドーナッツもあると思いますけど、こういった食べ残しを食べていけるというのが都市部で繁殖をしていった理由なんです」

  • But it's not just our leftovers they're noshing on.

    しかし、ハトが口に入れているのは残り物だけではありません。

  • We also feed them.

    人間がエサをやっているのです。

  • "Spike."

    「おいスパイク」

  • "That's Spike."

    「コイツの名前がスパイクっていうの」

  • As a result, pigeons spend a lot less time searching for food and a lot more time breeding, which they can actually do without trees.

    その結果、ハトにとって食べ物を探して回る時間が少なくて済み、繁殖により多くの時間をかけることができ、しかも木が無くても問題ないのです。

  • In their native range, pigeons nest on rocky seaside cliffs.

    原産地では、ハトは海に面した岩場に巣を作ります。

  • "And cities often mimic that by having tall buildings and by having places for pigeons to nest within that, such as fire escapes or AC units or even just ledges that are built in decoratively on the building all mimic those cliffs."

    「それに、都市には高い建物があって岩場のような環境を作っていますし、緊急避難口やエアコン室外機、それに建物に付けられた飾りの突起部分なんかも岩場の環境を再現しています」

  • But there's another reason why pigeons are so successful in cities.

    しかし、この他にもハトが都市部で繁殖を拡大させている理由があります。

  • They're incredible navigators.

    ハトというのは、方向感覚にとても優れているのです。

  • Some of these birds can find their way home from nearly 1,000 kilometers away.

    中には 1000 キロも離れた場所から巣に戻ってくることができるものもいますし、

  • And those navigation skills serve them well in a complex cityscape.

    こういった方向感覚は、複雑な都市の街並みの中では大きな力を発揮します。

  • That is likely linked to their ability to find food within the city and know where food sources previously were and go and check on those food sources.”

    「これはおそらく、街の中で食べ物を探したり、この前食べ物があった場所はどこだったかを思い出して、もう1度見に行ってみるといった能力につながってくるわけです。」

  • So how many pigeons live in cities anyway?

    では、都市にはいったい何羽のハトが住んでいるのでしょうか?

  • In New York there's an adage: one pigeon for every person.

    ニューヨークでは、「1 人当たりハト 1 羽」とよく言われます。

  • That would be more than 8 million birds.

    そうなると、8 百万羽になる計算です。

  • And whether or not that's true, urbanites have decided on one thing: The city isn't large enough for the both of them.

    これが本当かどうかは別として、都会で暮らす人にとっては、ハトと人間の共存は難しいという見方です。

  • "I got nothing for them."

    「何にもあげるものなんかないし」

  • "I don't got food. I don't got money. I got nothing."

    「食べ物もないし、お金もない。何にもない」

  • Leave me alone.”

    「ほっといてくれって感じ」

  • In 2003, for example, things got so bad in New York's Bryant Park that a professional falconer was hired to scare them away.

    例えば 2003 年には、ニューヨークのブライアント公園の状況が本当に悪くなったため、プロの鷹匠に頼んでハトを脅かして退散させると行った試みもされました。

  • And it's not just American cities.

    そして。この問題はアメリカの都市に限った話ではありません。

  • In Bangkok for example, officials have considered imposing jail time for people who feed the birds.

    例えばバンコクでは、政府当局はハトにエサをやった場合には刑務所行きとする案を出しました。

  • But here's the thing: As long as we have thriving cities, pigeons will live in them.

    そうは言っても、結局のところ人間が都市部に暮らす限り、そこにはハトも住み着くのです。

  • In fact, the only thing that might control their populations, aside from cleaning up, is natural predators.

    事実、駆除以外でハトの数を押さえられる唯一の要因としては自然界の捕食動物になります。

  • "For a long time, pigeons didn't have natural predators within cities."

    「長い間に渡って、ハトにとっての天敵というのは都市には存在しませんでした」

  • That's thanks in part to the insecticide DDT, which Americans started using in the 1940s.

    その理由の一部としては、アメリカで 1940 年代に使用され始めた殺虫剤 DDT の存在があります。

  • "The use of DDT made eggshells very thin and decreased the population of raptors such as peregrine falcons and Cooper's hawks and red-tailed hawks."

    DDT を使うとハヤブサやクーパーハイタカなどの猛禽類の卵の殻がとても薄くなり、全体の頭数も減っていったんです。

  • But in 1972, the Environmental Protection Agency banned DDT, and as a result: "Those predators are now moving back into the city."

    ところが 1972 年、環境保護庁は DDT の使用を禁止して、その結果:「ハトの天敵が都市部に戻ってきているんです」

  • And with so much to eat, they probably won't be leaving anytime soon.

    そうなると、食べ物に困らないこういった捕食動物をしばらくは街中で見かけることが多くなりそうです。

Pigeons.

ハト。

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B2 中上級 日本語 ハト 都市 食べ物 繁殖 スパイク エサ

街で見かける大量のハトはどこから来たのか(Why Cities Have So Many Pigeons)

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    lauren.huang に公開 2020 年 07 月 27 日
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